お知らせ・イベント

第7回 七ヶ浜とうふまつり ご案内

 
七ヶ浜とうふまつり 11月16日日曜日に開催
 
第7回七ヶ浜とうふまつりポスター
 
「地域に施設があることを」
 
とうふまつり実行委員 菅原洋介
 
 毎年秋に開催されている「七ヶ浜とうふまつり」も今年で7回目を迎えます。今年は11月16日の日曜日に、はらから福祉会みお七ヶ浜で開催します。第7回「七ヶ浜とうふまつり」に向けて、実行委員である所員のご家族の方や、みお七ヶ浜の一同が頑張って準備をしています。
 
 私も「七ヶ浜とうふまつり」の実行委員として1回目から参加しています。最初にした実行委員の仕事は、地元のテレビ局が放送する情報番組にイベントを紹介してもらえるようにメールを送った事を覚えております。それから回を重ねるごとにポスターやチラシを作成したり、あちらこちらにポスターを貼りに出掛けたり、子ども向けのゲームを準備したりと準備期間中は楽しい日々を過ごすことができています。ここ数年、とうふまつりの準備中によく考えることがあります。それは障がい者施設と地域との繋がりです。
 
 「多くの方に、はらから福祉会やみお七ヶ浜を知っていただきたい!」これがとうふまつりを始めるきっかけとなった私達みんなの願いです。私も七ヶ浜町で生活をしていて時折、「どこで働いていますか?」と尋ねられる時があります。私自身にも言語に障がいがあるために説明したくてもできない時もよくあります。こういうもどかしい気持ちを感じますと、みお七ヶ浜をもっと知って欲しいなとよく思うものです。だからこそ、とうふまつりの準備が始まるとより力が入るのかもしれません。
 
よく『福祉貢献』という言葉を耳にします。私は、「福祉貢献」=(イコール)「誰でも参加できるもの」になればと考えています。難しく考えずに大人であっても学生も子供も誰もが参加できるものであってほしいと願っているのです。例えば、近所で暮らす障がいを抱える方が、その地域の施設に通い、そこで作っているものを同じ地域の人が買うということによって、誰もが福祉貢献に参加できるのではないかと思うのです。子供であっても近所で見かける障がい者が毎日、地域にある施設で働いているということを知るだけで、きっと見方が大きく変わってくると私は思います。そのきっかけに「とうふまつり」がなってくれればと強く願っています。
 
 とうふまつりも回を重ねるごとに、さまざまな変化が生じてきました。七ヶ浜町は先の大震災で大きな被害を被り、今なお仮設住宅で生活している人がたくさんいます。しかし、そうした中で復興のお手伝いに来てくださったボランティアの方々が、とうふまつりのお手伝いに加わってくださったのがきっかけで、その後毎年、遠方の地からとうふまつりのために七ヶ浜に駆けつけてくれています。また、このとうふまつりは、実行委員の中心であるみお七ヶ浜の所員の家族、特にお母さんたちのたくさんの協力があって毎年開催できています。数ヶ月も前から開催の準備をして、当日の様々な仕事を担い、惜しみなく協力してくださっています。このような大きな力、そして結束によって「七ヶ浜とうふまつり」が作り上げられています。
 
 今年は11月16日の日曜日に第7回「七ヶ浜とうふまつり」を開催します。今年も多くの人に、とうふまつりに足を運んでいただきたいのが実行委員一同の願いです。そしてとうふまつりに来ていただいたお客さんが、また普段の日に足を運んでもらえるようになることが次の願いです。今年も多くの方に来て良かった、そしてまた来てみようと思える「七ヶ浜とうふまつり」になるように、実行委員の一人として頑張ります!!
 
 

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