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平成27年度 はらから会 総会(報告)

 
平成27年5月10日(日)はらから地域生活支援センターにおいて、本年度のはらから会総会が開催されました。
冒頭、大沼紘子会長から、今回の議事は役員改選も含み、はらからに新しい風を吹き込んでほしいと挨拶がありました。
 
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次にはらから福祉会、武田理事長よりはらからのスタートと今後の展望についてお話がありました。以下武田理事長のお話です。
(前略)
昭和50年代、宮城全域を見渡したとき、通所の重度障害者の働く場所はほぼ皆無でした。障害がある人は在宅しか道がなかった。昭和58年に最初の作業所「はらから共同作業所」が開設されました。このとき当時の船岡養護学校の卒業生、地域有志、教員でスタートしたのが無認可の支援団体はらから会でした。
蔵王すずしろの開設時に社会福祉法人はらから福祉会が誕生し、福祉会は施設運営を担い、はらから会は研修、広報、啓発など行うという役割分担がなされました。
「はらから」は、はらから福祉会とはらから会が一体です。なので支援団体のはらから会が発展していかないと、障害当事者が抱える深刻な問題を解決していくことはできません。本年度はより一層協力していきたいと思います。
 
(中略)
はらから福祉会では本年度、支援学区高等部卒業生を対象とした「はらからカレッジ(仮称)構想」の検討に入りました。支援学校高等部卒業生の選択肢が就職か福祉サービス利用かの選択だけでなく、進学という選択肢を増やすために障害者のための4年生学校をつくろうという取組みです。
 
(中略)
また、はらから福祉会の既存事業所についてもゴミ一つ落ちていない事業所づくりをめざし、現在「えいむ亘理」で認証登録を申請しているHACCP(食品衛生の管理手法)を他の事業所にも導入するように準備に入ります。また、製品の直売比率を向上するために、今以上に個人消費者との結びつきを強めていきたいと考えています。
(後略)
 
議事では別紙のとおり平成26年度の報告と、27年度の事業計画、予算が承認されました。また、役員改選が行われ、新たに一瀬修三氏が新会長に就任いたしました。役員の顔ぶれも大きくかわり、本年度は数々の研修事業にもさらに力を入れていくことが確認され総会は終了しました。
 

総会資料はこちらから(PDFファイル)

平成26年度 はらから会事業報告

平成26年度 はらから会決算報告

平成27年度 はらから会事業計画

平成27年度 はらから会予算


平成27年度 はらから会 役員

【会 長】一瀬修三
【副会長】増田 泰
【幹 事】跡部淳子 伊藤直美 高山裕喜 萩原恭子 岡田和子 佐藤昭 
     平野博幸 小野史晶 岩間信子 鈴木芳子 佐藤栄子 笹谷洋一 加藤ひろみ
     吉川英明 相原邦智 横山智彦 高橋哲  目黒久美 高橋栄子 土生里美   
     八巻勝重 佐藤伸也 水戸敬子 菅野真実 太田恵 高野真美 水沼義信 
     加藤直己 佐藤弘志 小山美香 
【監 事】大沼紘子 高橋正勝 
【事務局】加藤恵子
 

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