運営の基本

はじめに

この世に生を
受けた限り同じ人間

働くことを
生活の柱に

作業内容は自分たち
の努力が表れる

作業所の役割は
付加価値の高い仕事を

仕事の評価は
生産性では評価しない

仕事ができないで
いる人こそ

入所希望者は
原則全員受け入れる

親の会はつくらない

最後に

仕事ができないでいる人こそ、
作業所にとっては大事な人なのです。

情緒不安やこだわり、身体の不自由、さぼりぐせ等いろんな理由で仕事ができないでいる人がいます。作業所の評価はそういう人がどういう扱いを受けているかで決まります。彼らが怒られたり邪魔にされているとしたら、そこは駄目な作業所です。

何故ならば、そういう状態だから作業所にきたのであってそうでなかったらもうとっくに就職しています。彼らこそ作業所にふさわしい人なのです。作業所にとっては大事な人なのです。

もし、彼らが何時までも仕事ができないでいるとしたら、それは彼らが悪いのではなく作業所に問題があるのです。職員に力量がないから、彼らが伸びないのです。もし、彼らを怒るなら、怒ることできり指導できない自分の未熟さを詫びながら、涙を流して怒らなければなりません。怒鳴ったり、叩いたり、外に出したり等はもってのほかです。

人はみんな自分の力を出し切りたいと思っています。精一杯がんばって仕事をして、認めてもらいたいと思っています。誉めてもらいたいと思っています。ただどうしたらいいか分からないのです。

例えば自閉症の人のこだわりを問題にする場合がすくなくありません。確かに、強いこだわりは仕事に支障をきたすことが多いかも知れません。だからといって、叱るだけでは何の効果もありません。

こだわりを全て否定するのは、自閉症の人に、自閉症をやめろと言っているのと同じことです。やめられるものならやめたいと一番願っているのは本人自信でしょう。現実に、どんなに状況がきびしくとも、一人の人間として対処する以外方法はありません。そこを見失ったら、自らの人間性をも否定することにつながってしまうからです。

 

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