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作業所で働く障害者は、一般的に見れば仕事をする上でいろんな問題をかかえております。そのために一般の事業所で働くことができなかったのです。仕事の評価を出来高や生産性で測るということは、企業的な基準を作業所に持ち込むことになります。それでは作業所はミニ企業になってしまいます。
作業所は一人一人の仕事量が大事なのではなく、みんなの力をどうすれば一つの大きなものにできるかが大事なのです。全体の仕事量が大事なのです。人間を仕事ができるかできないかで選別するのではなく、それぞれが持っている個性をまとめあげ、大きな仕事をすることが目的なのです。できないことは補いあえばいい。得意な分野はまかせればいい。誰しも得手不得手はあって当たり前なのですから。
はらから福祉会では、仕事の評価は出来高や生産性は関係ありません。現在自分が持っている力をどれだけ出し切ったかで評価します。評価したいと考えております。
仕事をできるようにするということは、事業所が要求するような一定の水準まで引き上げることではありません。落ち着いて、仕事に打ち込めるようにすることです。生き生きと仕事に取り組めるようにすることです。障害の特性に合わせて。誰にも、できることとできないことがあるのですから。
陶器づくりも、豆腐づくりも共同作業です。誰かがどこかで、手を抜けば、それは必ず製品に悪影響を及ぼします。競争ではなく、協力が大事なのです。何人かのすぐれた働き手ではなく、全員のやる気が必要なのです。製造の途中で一人でもいい加減ことをしては駄目なのです。
だから、はらから福祉会は仕事に一生懸命打ち込めば、評価は同じなのです。
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