運営の基本

はじめに

この世に生を
受けた限り同じ人間

働くことを
生活の柱に

作業内容は自分たち
の努力が表れる

作業所の役割は
付加価値の高い仕事を

仕事の評価は
生産性では評価しない

仕事ができないで
いる人こそ

入所希望者は
原則全員受け入れる

親の会はつくらない

最後に

作業所の役割は付加価値の高い仕事を、
障害者ができるようにすることです。

作業所は、障害者が働くことを通して、自らに自信を生み出す所です。従って、作業所は障害者が一日をただ漫然と過ごす所ではありません。楽しく過ごすだけではだめです。就職できない障害者が、一日を全力で仕事に打ち込む所にする必要があります。

就職できないのは、障害者に働く力がないからではありません。障害者に、働く力はあるのです。事業所が要求するだけの水準に達していないだけです。

そういう考え方からいえば、作業所の職員(指導員)の仕事は明確です。身体的に障害がある人、情緒が不安定な人、こだわりが強い人、判断力の低い人等がきちんとした仕事ができるようにすることです。その上で高い収入が保障できるようにすることです。仕事ができない理由を並べ立てることではありません。仕事ができるようにするための手立てを考えることです。

仕事をできるようにするということは、事業所が要求するような一定の水準まで引き上げることではありません。落ち着いて、仕事に打ち込めるようにすることです。生き生きと仕事に取り組めるようにすることです。障害の特性に合わせて。誰にも、できることとできないことがあるのですから。

私たちはそのために自主製品にこだわってきました。失敗を繰り返しながらも、これが「はらから」の製品ですと胸を張って言えるものをつくるために努力してきました。障害者が作業の主体となるようにがんばってきました。

今、少しずつその成果が表われてきたのではないかという感じがします。はらから焼き(陶器)はいろんな所で使っていただいております。何年にも渡って卒業記念品にしている高校もあります。少し歪んでいるけど味があっていいと愛用してくれる方も増えてきました。はらから豆腐は昔ながらの豆の味がするという評判で、多くの方に食べていただいています。

はらから焼きとはらから豆腐は、数えることができない位の人と私たちを結びつけてくれました。では、何故、こんなに多くの人がお金を出してはらからの製品を買ってくれるのでしょうか。私たちは、製品にはらからならではの特徴があるからだと考えております。それが付加価値を生み出してくれているのだと思います。

 

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