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私たちは、働くということは、より良いものをつくるために、より付加価値の高いものを生み出すために全力を尽くすことが基本だと考えています。その結果として、報酬が手に入り、生活を維持することができます。自分も含めて、少しでも人のために役にたっているということが、自信につなかるのだと思います。働くということは、遊びではないのですから。
私たちは、原則として下請けの仕事はしません。下請けは、いくら努力しても出来上がりが自分たちの製品とはならないからです。自主製品は自分たちでいろんな工夫ができます。工夫の結果は製品の出来上がりに反映します。工夫が足りなければ、製品を買ってもらえません。しかし、独自の特色が出せれば少々値段が高くても、喜んで買っていただけます。
確かに、自主製品づくりにはいろんな不安があります。責任は全て自分たちにあるので、売れる製品を作らなければたちまち行き詰まってしまいます。でも工夫の可能性は無限です。みんなで本気になって知恵を出せばいいのですから。私たちは、また自分たちの努力の成果で、多くの人とつながることが大事だと考えています。
私たちが出した結論は、「働く」ことでした。例えば、一緒に暮らしている甥や姪は一日中家にいて、テレビを見たり、本を読んだり、日がな一日家でごろごろしている姿を見れば、「お父さんやお母さんは働きに行っているのに、叔父さんはどうして遊んでばかりいるの」と見るのは当然です。
はらから福祉会が、多くの人と知り合い、その協力でここまでこれたのは、各作業所の自主製品(はらから焼き、はらから豆腐等)が媒介したものだと思います。
一つの製品を作るために、みんなで力を合わせる。一つの製品を売るために、みんなで力を合わせる。出来上がりが悪かった時の落胆。売れた時の喜び。最初から最後まで自分たちの責任。自主製品づくりには、いろんなドラマがあります。だから、楽しいのです。
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